Columnコラム
DATE|2022.06.15
キーライムの用途
【メキシコ】
「タコス」を注文するとセットでやってきます。小さいボディにパワフルな果汁がたっぷりで、脂たっぷりめのお肉でも不思議とさっぱりな味わいに変化。カクテルの「マルガリータ」にもキーライムが使用されます。
【キューバ・中南米カリブ海】
さとうきびから作られたラム酒にミントをたっぷり入れた「モヒート」。味をしっかりと調えて締める為にキーライムが使われます。
【ブラジル】
ブラジリアンカクテルの「カイピリーニャ」にもライムが使われます。砂糖を加えて作るので、味の調整に酸度が高めなキーライムは重宝されます。
【タイ】
タイにおいては、キーライムと同種の物が流通していて当地では「マナオ(マナーオ)」と呼ばれ、日常の食生活上必須アイテムになっています。青パパイヤサラダの「ソムタム」や、タイの春雨サラダ「ヤムウンセン」のドレッシングには必ずと言っていいほどマナオ(キーライム)が使われています。また、パッタイというタイの焼きそばにも必ず添えられます。昨今、日本国内のタイ料理屋さんで「マナオサワー」・「マナオハイボール」などにも利用されます。
【ベトナム】
ベトナムでは「チェィン」と呼ばれ、米麺の「フォー」屋さんにはご好評です。フォーにも様々な種類がありますが、牛肉のフォーとキーライムの相性は抜群です。
【キーライムパイ】
アメリカのフロリダ州キーウエスの名物デザートの「キーライムパイ」には、名前の通りもちろんキーライムが使われています。
甘さと酸味がマッチした美味しいご当地スイーツの材料にキーライムの果汁が使われます。
【コーラ】
メキシコで作られる「コーラ」の香りづけエッセンスにはこのキーライムが使われています。巷では『メキシカンコーラは特別に美味い』とよく言われますが、その理由の1つがキーライムのおかげではないか?と考えられます(「甘味料の違い設」が有力ではあります…)