ノパール

ノパール

図24
1.強い生命力を持ったサボテン

ノパールとは、メキシコで日常的に野菜として食されているウチワサボテンのことです。
降水量の少ない土地で乾燥や寒暖の温度差に負けない強い生命力を持っています。

2.メキシコ人の貴重な栄養源&民間薬

8,000種類以上あると言われるサボテンですが、ノパールはその中でも特にミネラル・繊維質・ビタミンが豊富で、メキシコ人にとっては生命を支える貴重な栄養源として古くから日常的に食されています。 また、傷の手当、熱さましなどの治療、肥満、糖尿病、二日酔い、便秘、日焼けによるシミなどを予防する民間薬としても使われ、ノパールを食する習慣のあったメキシコ人には重度の糖尿病患者が少ないとも言われています。

3.主な栄養成分と効能

 ノパールには、食物繊維、カルシウム、カリウムなどのミネラルや、人間の身体に必須とされる18種類のアミノ酸、アスコルビン酸、ビタミン類などが非常に多く含まれており、これまでに数多くの効能が確認されています。

主な効能

糖尿病予防・改善  コレステロール値改善  免疫システムの強化  消化不良予防  胃壁の保護
便秘予防・解消  整腸作用  ダイエットの補助   心臓強壮作用  動脈硬化予防
アレルギー症状の改善  口臭予防

 

 4. 食べ方
◆フゴ・ベルデ (メキシカン・グリーン・スムージー)            

材料        

・ノパール:1枚、オレンジジュース:100ml
・パイナップル:100mg  *お好みでパイナップルジュースやグレープフルーツなどでも代用可。
・セロリ:半分
・パセリ:少々
・キーライムジュース

作り方: 全てを適当な大きさに切ってミキサーにかけるだけ。

図28

パールのトマトスープ   

材料:

・ノーパル 3枚  ・バター 50g  ・玉ねぎ 2/3
・ベーコン 4枚  ・トマトの水煮缶詰 1缶
・にんにく 1かけ  ・スープ 500ml  ・白ワイン 少々
・ローレルの葉 1枚  ・オレガノ 少々  ・塩 少々
・こしょう 少々  ・生クリーム 大さじ3  ・砂糖 少々 ・トルティアチップス

作り方: 

【1】にんにくと玉ねぎはみじん切りにする。
【2】ノパルとベーコンは角切りにしておく。
【3】バターで【1】を炒め、火が通ったら【2】とトマトの水煮を加え、白ワインで風味付けをする。
【4】スープを加え、ローレル、オレガノを入れて20分程煮込む。
【5】塩、こしょうで味を調え砂糖、生クリームを加えさらに10分煮込む。       

 図36 

 

 

 

 

◆その他の食べ方

ノパールは、とげを取って刻み、生で食することもできますが、茹でる、炒める、焼くなど様々な方法で食することが出来ます。
メキシコでは、古くからスープ・サラダ・煮込み・ステーキなどとして食されてきましたが、今では、マリネ・セビッチェ・ピザ・パイ・ジュース・ジャム・ケーキなど幅広く使われています。

図30 図29 図31

また、ノパールは、くせが無くオクラや山芋の様にねばねばする為、日本人には馴染み易い食材で、和食にも非常に良く合います。
実際、メキシコの日本食料理屋やメキシコ在住の日本人家庭では、和食用の食材としても頻繁に使用されています。
酢の物・和え物・煮物・天麩羅など、色々なお料理に御利用頂けます。 

図34 図33 図35

 

5.欧米では食品以外でも広く利用中

ノパールには前述のような特徴がある為、サプリメントとしても利用されている他、今では欧米を中心に石鹸・シャンプー・ローション・クリーム等食品以外でも広く利用されています。

図37 図38図39   図40

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